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天龍村のブッポウソウ [鳥]

5月25~26日、長野県天龍村にブッポウソウを見に行ってきました。ブッポウソウの繁殖地としては、国内では、長野県の栄村と天龍村、それに岡山県の吉備中央町が有名です。

天龍村では、村役場からブッポウソウ情報を配信、役場屋上にある巣箱の様子を村役場およびその隣にあるお寺・自慶院のモニターで見ることができます。すでに卵がひとつ生まれているという情報を得ての出発でした。

今回は公共の交通機関で行きます。できるだけ早く到着したかったので、豊橋まで新幹線を使い、そこから飯田線に乗りました。飯田線はザ・ローカル線という趣です。いわゆる秘境駅の宝庫、また、難読駅名の宝庫でもあります。

豊橋から3時間余りかけて、ようやく目的地の平岡駅に到着。11:32。まず、駅併設の「ふれあいステーション龍泉閣」の1階にあるレストラン「龍泉」で昼食。ヤマメの唐揚げをごはんにのせた「清流丼」をいただきました。ヤマメ1枚のせと2枚のせが選べます。口コミを参考に2枚のせを選びましたが、結構なボリュームで、1枚でもよかったかと思いました。
DSC_0310清流丼.JPG

さあ、いよいよブッポウソウを見に行きましょう。まず、村役場に行って、「モニターで巣箱の様子が見られると聞いてきたのですが」というと、上方にある大きなテレビのチャンネルを切り替えて、巣箱内を見せてくれました。卵がひとつ転がっています。しばらく待っても親鳥が戻ってくる気配がなかったので、隣の自慶院に行くことにしました。

隣、といっても、役場の近くにある坂道を降りて行ったところにあります。先客はふたりいました。この日は、全く巣箱に入っていないということです。巣箱は役場の屋上にあり、自慶院からよく見えます。ブッポウソウは役場の屋上にある電波塔と、自慶院境内の木との間を往復しているということで、待ってみました。すると、
NGN_2088ブッポウソウの求愛給餌.JPG

枝がかぶって見にくいのですが、オスがメスに餌を渡す、求愛給餌を見ることができました。

しばらく観察していたのですが、一羽がどこかに行ってしまい、一羽が枝でまったりしてしまったので、撤収。

宿泊は、龍泉閣が満室でとれなかったので、飯田のホテルです。飯田までは天竜峡駅で乗り継いで約1時間。「飯田ステーションホテルまつむら」の和室です。まさに旅館の部屋。
DSC_0312飯田ステーションホテルまつむらの室内.JPG

夕食は部屋で。味気ないコンビニ飯(山賊焼き)ではありますが、コンビニで売っていた地酒とともに。
DSC_0314夕食.JPG
DSC_0315夕食の酒.JPG

さて、翌日。始発で平岡駅に戻ります。この日は自慶院の住職さんとお話しすることができました。昨日二つ目の卵を産んだそうです。

昨日と同じ木で、交尾を見ることができました!
NGN_2281ブッポウソウの交尾.JPG

役場の屋上にある枝で、求愛給餌。
NGN_2470ブッポウソウの求愛給餌.JPG

給餌後に飛び去るオス。
NGN_2569求愛給餌後に飛び立つブッポウソウ.JPG

ふと見ると、一羽巣箱に入って、顔を出していました。
NGN_2614天龍村役場の巣箱.JPG

さあ、帰りましょう。帰路は、中央線回りにしました。天竜峡駅で乗り継ぎ。辰野駅までがJR東海。
DSC_0321辰野駅.JPG

辰野といえば、さだまさしさんの「風の篝火」のほたる祭りの場所ですね。

ここからはJR東日本です。岡谷でおりて、そこから新宿行きに乗り換えて、帰ってきました。

http://nepali.html.xdomain.jp/
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