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宮崎県枇榔島のカンムリウミスズメ-2 [旅]

4月2日、午前と午後、2回船に乗る予定の日です。

ファミリーロッジ旅籠屋では、簡単な朝食が出ます。パン(クロワッサンが出るのがうれしい)とコーヒー。ぼくたちは夕べ、スーパーでバナナ、ヨーグルト、イチゴを買い込んでいたので、豪華な朝食になりました。

さて、出航場所の門川漁港はすぐそこです。8:30の乗船に向け、少々早めに到着。この船に乗ります。
DSC_0919知幸丸.jpg

ほどなく船長さんがやってきて、近くの事務所で乗船手続き。船長さん曰く、午前中は出航できるが、午後と明日は厳しいだろうと。天気は上々なのに、波が高くなるのだそう。明日はどうみても無理、今日の午後(14:30出航予定)は、14時までに電話します、ということでした。

この船は、メインの客は釣り人です。カンムリウミスズメの繁殖期だけ、釣り客の合間を縫ってバーダーを乗せているということです。この日は友人とぼくだけの貸し切りでした。

さて、出航。しかし、なかなかカンムリウミスズメは見つかりません。走らせている間、結構な波を受けました。しぶきを浴びるシーンもあり、ちょっとカメラの心配をしました(頑丈なニコンでよかった)。

ようやく、「目の前に2羽!」と船上さん。これを含め、合計で3回ほど、番いを観察できました。番いでいるのですが、2羽を揃えて撮影するのはかなり困難でした。そしてやはり鳥は逃げるので、ほとんどいつも後ろ姿。さらに、結構揺れるので、ファインダーに捉えるのが大変。なんとか撮れたのがこれらです。
MZK_7459-NEF_DxO_DeepPRIMEXDカンムリウミスズメの番い.jpg
MZK_7515-NEF_DxO_DeepPRIMEXDカンムリウミスズメ.jpg
MZK_7530-NEF_DxO_DeepPRIMEXDカンムリウミスズメ.jpg
MZK_8049-NEF_DxO_DeepPRIMEXDカンムリウミスズメの羽ばたき.jpg

これが繁殖地の枇榔島。
DSC_0920枇榔島.jpg

ある程度撮ったら、時間切れ。次の客がいるので、ということで帰ります。帰りがけ、船長さんがおっしゃるには、今年は海上で見るウミスズメの数が少ないとのこと。夕方島の近くに千羽ぐらいはいるので、ちゃんと繁殖はしているのだけれど、昼間はどこかに行っている、もっと沖のほうかもしれないが、沖は波が高く、今日は行けない、ということでした。

上陸して、いったん宿に帰ります。カメラを拭かないと、潮だらけになっています。

昼食は門川漁港近くの海鮮レストランで。この海鮮丼。
DSC_0921海鮮丼.jpg

昼食を取っていると船長さんから電話がありました。やはり午後は出航できないとのこと。しかたありません。午後は近場を観光しましょう。

午後訪れたのは、日向市にある「美々津」という、古い街並が残っている町。ここには、「日本海軍発祥之地」の碑があります。ここで海軍発祥?と、ちょっと不思議なのですが、日本海軍は天皇が統率していた、で、ここは神武天皇が東征のため船出した地だから、ということらしいです。碑には船が付いています。
MZK_8179日本海軍発祥之地.jpg

古い街並。ここは古い建物が結構ちゃんと残されており、「街並」を形成していました。
MZK_8186美々津軒.jpg

さて、夕食。昨日振られた「紋十」。ぼくらは幸い予約が取れましたが、今日も予約で満席。人気の店なんですね。ここは、宮崎には珍しく、日本酒に力をいれているようです。「3種飲み比べ」を頼んでみました。
DSC_0925飲み比べ.jpg
DSC_0926飲み比べ.jpg
DSC_0927飲み比べ.jpg
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