ケアンズの旅-2 [旅]
9月14日。当初の予定では、この日早朝、松井さんにホテル(アスペクト・セントラル)に迎えにきていただき、そのままツルの塒立ちを見に行く予定でした。しかし飛行機の到着が24時間以上遅れ、この日の塒立ちには間に合わないことになりました。松井さんの(カソワリ・ツアー社の)車でアサートン方面に向けて出発。10年前にも走ったくねくね道を上ります。
さっそくツルを探します。道からかなり近距離の農地で群れを発見。こんな機会はなかなかありません。
ツルの成果はHPを見ていただきたいのですが
http://www.zf.em-net.ne.jp/~cranes/
これがオーストラリアヅルとオオヅルです。この2種は頭部の赤い部分の広さで区別できるのですが(頭だけ赤いのがオーストラリアヅル、首まで赤いのがオオヅル)、遠くからでも、白っぽいのがオーストラリアヅル、色が濃いのがオオヅル、とわかります。
昼食。町の食堂です。メニュー。
ハンバーガー(Mince Burger)。
飲み物は、一番一般的な、ホワイトフラット(カフェラテですね)。
午後は、早めに宿に入って一休みします。宿泊(2泊します)は、Malandaという町にあるMalada Lodge。
さて、夕方の塒入りを狙いに行きましょう。まずは最大の塒であるBromfield Swampに行きましたが、陽が落ちてもツルはやってきません。松井さんの発案で、ヘイスティーズ湿地のハイドに移動しました。翌朝のためのロケハンですね。ツルたちは、暗くなってから帰ってきました。写真はとても無理です。
ロッジの夕食は早くに終わってしまうので、近くのパブで夕食。この日はチキンパルミジャーノ。
明日は早朝にヘイスティーズに行きます。
さっそくツルを探します。道からかなり近距離の農地で群れを発見。こんな機会はなかなかありません。
ツルの成果はHPを見ていただきたいのですが
http://www.zf.em-net.ne.jp/~cranes/
これがオーストラリアヅルとオオヅルです。この2種は頭部の赤い部分の広さで区別できるのですが(頭だけ赤いのがオーストラリアヅル、首まで赤いのがオオヅル)、遠くからでも、白っぽいのがオーストラリアヅル、色が濃いのがオオヅル、とわかります。
昼食。町の食堂です。メニュー。
ハンバーガー(Mince Burger)。
飲み物は、一番一般的な、ホワイトフラット(カフェラテですね)。
午後は、早めに宿に入って一休みします。宿泊(2泊します)は、Malandaという町にあるMalada Lodge。
さて、夕方の塒入りを狙いに行きましょう。まずは最大の塒であるBromfield Swampに行きましたが、陽が落ちてもツルはやってきません。松井さんの発案で、ヘイスティーズ湿地のハイドに移動しました。翌朝のためのロケハンですね。ツルたちは、暗くなってから帰ってきました。写真はとても無理です。
ロッジの夕食は早くに終わってしまうので、近くのパブで夕食。この日はチキンパルミジャーノ。
明日は早朝にヘイスティーズに行きます。
ケアンズの旅-1 [旅]
10年前に、家族でケアンズに行ったとき、1日だけわがままを言って、ツルを見ました。オーストラリアヅルとオオヅルです。現地の日本人ガイド、松井さんに案内をお願いし、両種とも見ることはできたのですが、特にオーストラリアヅルについては近づくことができず、写真は満足のいくものを撮ることができませんでした。そこで、今回再挑戦することにしました。まず松井さんの予定を確認し、3日間連続でガイドをお願いできる日程を確保していただき、それに合わせて旅程を組みました。
往復の便は成田からのジェットスター直行便にしました。行き先がダーウィンだとシンガポール航空のほうが安かったりするのですが、ケアンズだとやはりジェットスターが最安値でした。
ジェットスターでケアンズに早朝着、その日はケアンズに泊まり、翌日から3日間を松井さんにお願いし、ケアンズに帰って4日を過ごしてから日本に帰る計画です。
ジェットスターは成田を夜8時発なので、ゆっくり行けばいいのですが、ぼくの性格上、早くに家を出てしまいます(家にいても手持無沙汰だし)。
YCATからのバスが、なにやら渋滞回避(事故?)のためアクアライン経由になりました。うーむ、波乱の予感(なんてことは、この時は全く考えていませんでしたが)。
成田空港第三ターミナルは初めて。まずここのコンビニでカップヌードルを買って、遅めの昼食。
ジェットスターの搭乗手続きは3時間前から。なんというか「半自動」。オンラインチェックインは済んでいるのですが、自動チェックイン機にコードをかざして預入荷物のタグを受け取り、自分で荷物につけて、自分で預入のコンベアに流します。でも横で係員が面倒を見てくれています。
ジェットスターはLCCなので、いろいろなものが全て有料です。機内持ち込み手荷物は7kgまで無料でそれを超えたら有料(カメラを持っているので14kgまでオプションを買いました)、預入荷物は20kgまでのオプションを購入。食事は付けていません。第三ターミナルは出国してしまったら食事する場所がほとんどないと聞いていたので、出国前にフードコート内の松屋で牛めしの夕食。
第三ターミナルの制限エリア、本当にしょぼい。もうちょっとなんとかすればいいのに。
ぼくは最後尾の席を取ってあったのですが、後ろの方はかなり空席がありました。機内でビールとチーズ・クラッカーを買いました。この辺まではご機嫌でした。
グアム上空をすぎてまもなく、機内放送でCAが全員集められました。すごく嫌な予感。そして・・・機体に不具合があるため、グアムに着陸すると・・・。機体は回れ右をして(左だったかも)グアムに向かいました。
グアムに降りました。
機内でキッシュが配られました。
グアムに入国することになるというアナウンス。ああ・・・。そして、「ESTA(ビザ)なしで入国できるよう手続きを取っています」「ホテルをアレンジしています」とのこと。そうだよね、ビザ持ってないよね・・・。ホテルということは、時間がかかるということね。
2時間近く待たされたでしょうか。ようやく降機できました。入国審査の列で、また2時間かかりました。しかもぼくはなぜか「別室ご案内」。といっても取調室のような個室ではなく、小ぢんまりとした部屋に多くの人が待っていました。しばらく待たされて入国が許可されました。
バスでホテルへ。ああグアム。
ホテルはロイヤルオーキッド。
ホテルの部屋からの風景。
出発時刻が全くわからないので、基本的には部屋で待っているしかありません。隣のスーパーでおにぎりを買ってきて、昼食に。これ、冷凍状態で売っていました。
ジェットスターからの連絡は夕方までありませんでした。同じく難民となった女性客と情報交換をしていたのですが(彼女はジェットスターからの連絡が全くない、ということでぼくに情報提供を求めてきたのです)、彼女がチケットを手配したHISから、7時ホテル発という情報を得て、ぼくに提供してくれました。その後、ジェットスターからの連絡が、ホテルのフロント経由でありました。
この日はケアンズのアスペクト・セントラルをAGODA経由で予約していたのですが、もはや泊まることができません。通信状態が悪く、AGODAには連絡取れず。ホテルには電話して、泊まれない旨伝えました(AGODAには支払い済み、結果、返金ゼロでした)。
ジェットスターから夕食が提供されました。ホテル内のレストラン「トニー・ローマ」にて。飲み物は当然ソフトドリンク。ぼくはアイスティ。
シーザーサラダ。
海老のパスタ。
7時にチェックアウトしてロビーで待っていたのですが、しばらく待たされた後、「バスが手配できるまでレストランを開放します」と言われ、ジュースを飲みながら待っていました。10時過ぎにようやく出発。
真夜中過ぎにようやく搭乗。
LCCではありますが、さすがに、全員に機内食が配られました。バターチキン。
白ワインを買いました。
結局ケアンズには、24時間以上の遅れで到着。ガイドの松井さんに、空港まで迎えに来ていただき、ようやく探鶴にスタートです。
往復の便は成田からのジェットスター直行便にしました。行き先がダーウィンだとシンガポール航空のほうが安かったりするのですが、ケアンズだとやはりジェットスターが最安値でした。
ジェットスターでケアンズに早朝着、その日はケアンズに泊まり、翌日から3日間を松井さんにお願いし、ケアンズに帰って4日を過ごしてから日本に帰る計画です。
ジェットスターは成田を夜8時発なので、ゆっくり行けばいいのですが、ぼくの性格上、早くに家を出てしまいます(家にいても手持無沙汰だし)。
YCATからのバスが、なにやら渋滞回避(事故?)のためアクアライン経由になりました。うーむ、波乱の予感(なんてことは、この時は全く考えていませんでしたが)。
成田空港第三ターミナルは初めて。まずここのコンビニでカップヌードルを買って、遅めの昼食。
ジェットスターの搭乗手続きは3時間前から。なんというか「半自動」。オンラインチェックインは済んでいるのですが、自動チェックイン機にコードをかざして預入荷物のタグを受け取り、自分で荷物につけて、自分で預入のコンベアに流します。でも横で係員が面倒を見てくれています。
ジェットスターはLCCなので、いろいろなものが全て有料です。機内持ち込み手荷物は7kgまで無料でそれを超えたら有料(カメラを持っているので14kgまでオプションを買いました)、預入荷物は20kgまでのオプションを購入。食事は付けていません。第三ターミナルは出国してしまったら食事する場所がほとんどないと聞いていたので、出国前にフードコート内の松屋で牛めしの夕食。
第三ターミナルの制限エリア、本当にしょぼい。もうちょっとなんとかすればいいのに。
ぼくは最後尾の席を取ってあったのですが、後ろの方はかなり空席がありました。機内でビールとチーズ・クラッカーを買いました。この辺まではご機嫌でした。
グアム上空をすぎてまもなく、機内放送でCAが全員集められました。すごく嫌な予感。そして・・・機体に不具合があるため、グアムに着陸すると・・・。機体は回れ右をして(左だったかも)グアムに向かいました。
グアムに降りました。
機内でキッシュが配られました。
グアムに入国することになるというアナウンス。ああ・・・。そして、「ESTA(ビザ)なしで入国できるよう手続きを取っています」「ホテルをアレンジしています」とのこと。そうだよね、ビザ持ってないよね・・・。ホテルということは、時間がかかるということね。
2時間近く待たされたでしょうか。ようやく降機できました。入国審査の列で、また2時間かかりました。しかもぼくはなぜか「別室ご案内」。といっても取調室のような個室ではなく、小ぢんまりとした部屋に多くの人が待っていました。しばらく待たされて入国が許可されました。
バスでホテルへ。ああグアム。
ホテルはロイヤルオーキッド。
ホテルの部屋からの風景。
出発時刻が全くわからないので、基本的には部屋で待っているしかありません。隣のスーパーでおにぎりを買ってきて、昼食に。これ、冷凍状態で売っていました。
ジェットスターからの連絡は夕方までありませんでした。同じく難民となった女性客と情報交換をしていたのですが(彼女はジェットスターからの連絡が全くない、ということでぼくに情報提供を求めてきたのです)、彼女がチケットを手配したHISから、7時ホテル発という情報を得て、ぼくに提供してくれました。その後、ジェットスターからの連絡が、ホテルのフロント経由でありました。
この日はケアンズのアスペクト・セントラルをAGODA経由で予約していたのですが、もはや泊まることができません。通信状態が悪く、AGODAには連絡取れず。ホテルには電話して、泊まれない旨伝えました(AGODAには支払い済み、結果、返金ゼロでした)。
ジェットスターから夕食が提供されました。ホテル内のレストラン「トニー・ローマ」にて。飲み物は当然ソフトドリンク。ぼくはアイスティ。
シーザーサラダ。
海老のパスタ。
7時にチェックアウトしてロビーで待っていたのですが、しばらく待たされた後、「バスが手配できるまでレストランを開放します」と言われ、ジュースを飲みながら待っていました。10時過ぎにようやく出発。
真夜中過ぎにようやく搭乗。
LCCではありますが、さすがに、全員に機内食が配られました。バターチキン。
白ワインを買いました。
結局ケアンズには、24時間以上の遅れで到着。ガイドの松井さんに、空港まで迎えに来ていただき、ようやく探鶴にスタートです。
八甲田山登頂 [旅]
久々に日本百名山に登ってきました(先日八幡平に行きましたが、あそこは「登ってきました」とはちょっと言いにくくて・・・)。7月27~29日、3日間の行程でした。八甲田と奥入瀬のはしごのつもりでいたのですが、奥入瀬は都合により通過となりました。
27日早朝に自宅を出て、まず佐野SAで佐野ラーメンの朝食。
紫波SAで白金豚のかつ丼(「はっきんとん」と読むらしい)。
この日はホテル直行。新青森駅前の東横INN新青森駅東口店。決して悪いホテルではありませんが、客室数が多いわりにエレベーターが2基で、足りない感じ。
夕食は新青森駅で駅弁を買って、ホテルで食べました。「あおもり福々弁当」。
翌28日、(ちょっと甘く見て)ホテルの朝食を取ってからスタート。朝食は6時半からなのですが、6時過ぎから客が列を作っています。半になる前に提供開始されましたが。あくまで「無料朝食」であり、中身はたいしたことない(不満はありません)。
車で酸ヶ湯温泉(千人風呂で有名)まで行き、そこから八甲田登山開始です。
ぼくたちの世代にとって八甲田山といえば「天は我々を見放した」ですが、夏山は当然そんなことはなく・・・ただ、湿原のお花畑を除くと急登の連続で(下山時も急降下)、きつい山でした。石ゴロゴロの道で、階段をしつらえてくれているのですが、一歩が大きくてきつい。頂上付近では足が上がらなくなっていました。
登山道はきれいに整えられています。こういう道標が頻繁にあります。
お花畑は期待通りでした。これはウサギギク。
しかし山頂はすっかりガスに覆われ、見事なほど何も見えませんでした。
下山路は毛無岱という湿原を通ります。ここを覆いつくしていたのがキンコウカ。
最後はふらふらになりながらゴール。
今回のコース、『山と高原地図』のコースタイムが4時間35分のところ、実績は5時間41分(大休止差し引いた後)。高山植物の撮影をしながらだったとはいえ、かなり遅かった。まあ登山はスピードではないのだが、やはり衰えは隠せません。
また、今回、『コンパス』というオンライン登山届を初めて利用したけれど、下山届を出すのを忘れて、夕方にアラームのE-mailを受け取ってしまいました。これをスルーすると緊急連絡先に連絡が行ってしまうのです。危ない危ない。
この日の夕食はもう元気なく、コンビニ弁当を部屋で。
翌29日、奥入瀬渓流を歩く予定だったのですが、八甲田のダメージが大きく早起きできず、それにもまして、前日の朝食の混雑を避けて少し遅めの朝食にしたので、出発が遅くなってしまいました。
間の悪いことにこの日は土曜日。奥入瀬渓流の石ヶ戸に着いた時は、駐車場は車でいっぱいでした。元気であれば遠くに停めて歩くのですが、あいにく前日の登山で足が不自由な状態だったので、結局奥入瀬は「車窓より観光」となってしまいました。そのまま十和田湖に出て、秋田県に入ります。これは発荷峠から見た十和田湖。
そのまま帰ります。花輪SAの松屋で牛めしの昼食。
夕食は那須塩原SAのカツカレー。
この日は隅田川の花火大会で、時間が合えば首都高から見られたのですが、ちょっと遅かった(ちらっとだけ、遠くから見えました)。
27日早朝に自宅を出て、まず佐野SAで佐野ラーメンの朝食。
紫波SAで白金豚のかつ丼(「はっきんとん」と読むらしい)。
この日はホテル直行。新青森駅前の東横INN新青森駅東口店。決して悪いホテルではありませんが、客室数が多いわりにエレベーターが2基で、足りない感じ。
夕食は新青森駅で駅弁を買って、ホテルで食べました。「あおもり福々弁当」。
翌28日、(ちょっと甘く見て)ホテルの朝食を取ってからスタート。朝食は6時半からなのですが、6時過ぎから客が列を作っています。半になる前に提供開始されましたが。あくまで「無料朝食」であり、中身はたいしたことない(不満はありません)。
車で酸ヶ湯温泉(千人風呂で有名)まで行き、そこから八甲田登山開始です。
ぼくたちの世代にとって八甲田山といえば「天は我々を見放した」ですが、夏山は当然そんなことはなく・・・ただ、湿原のお花畑を除くと急登の連続で(下山時も急降下)、きつい山でした。石ゴロゴロの道で、階段をしつらえてくれているのですが、一歩が大きくてきつい。頂上付近では足が上がらなくなっていました。
登山道はきれいに整えられています。こういう道標が頻繁にあります。
お花畑は期待通りでした。これはウサギギク。
しかし山頂はすっかりガスに覆われ、見事なほど何も見えませんでした。
下山路は毛無岱という湿原を通ります。ここを覆いつくしていたのがキンコウカ。
最後はふらふらになりながらゴール。
今回のコース、『山と高原地図』のコースタイムが4時間35分のところ、実績は5時間41分(大休止差し引いた後)。高山植物の撮影をしながらだったとはいえ、かなり遅かった。まあ登山はスピードではないのだが、やはり衰えは隠せません。
また、今回、『コンパス』というオンライン登山届を初めて利用したけれど、下山届を出すのを忘れて、夕方にアラームのE-mailを受け取ってしまいました。これをスルーすると緊急連絡先に連絡が行ってしまうのです。危ない危ない。
この日の夕食はもう元気なく、コンビニ弁当を部屋で。
翌29日、奥入瀬渓流を歩く予定だったのですが、八甲田のダメージが大きく早起きできず、それにもまして、前日の朝食の混雑を避けて少し遅めの朝食にしたので、出発が遅くなってしまいました。
間の悪いことにこの日は土曜日。奥入瀬渓流の石ヶ戸に着いた時は、駐車場は車でいっぱいでした。元気であれば遠くに停めて歩くのですが、あいにく前日の登山で足が不自由な状態だったので、結局奥入瀬は「車窓より観光」となってしまいました。そのまま十和田湖に出て、秋田県に入ります。これは発荷峠から見た十和田湖。
そのまま帰ります。花輪SAの松屋で牛めしの昼食。
夕食は那須塩原SAのカツカレー。
この日は隅田川の花火大会で、時間が合えば首都高から見られたのですが、ちょっと遅かった(ちらっとだけ、遠くから見えました)。
東北の旅-2 [旅]
翌7月4日。八幡平なら「登山」でなく「逍遥」で鳥、植物の観察ができるので、ちょっと甘く見て(?)ホテルで朝食。
八幡平頂上の無料駐車場に車を停めて、歩き始めます。レストハウス前の登山口にたどり着く前に、ビンズイがお出迎え。
5ビンズイ.jpg" />
この写真でわかる通り、すばらしい天気の下、歩き始めます。レストハウス前の登山口を8:46スタート。ウグイスが枝の上で囀っているのを見ましたが、遠くて写真は無理でした。この行程中に、何度か囀るウグイスを見ることができました。
鏡沼。
カラマツソウ。
めがね沼。
9:25、山頂に到着。『山と高原地図』のコースタイムは40分。高山植物の前でときどきしゃがみこんだりしながら、39分で歩けたということです。
遠景は曇っていて、展望はききませんでした。オオシラビソの林が見渡せます。
ここまでの沼巡りは秋田県側ですが、山頂から先は岩手県側。こちら側は天気が悪いようです。
ハクサンチドリ。
ガマ沼。
八幡沼。
ヒナザクラ。
イワカガミ。
チングルマ。
この日見たコバイケイソウはこれ一つだけ。
立派なシラネアオイ。同じ時にここにいた人が、「八幡平にはこれを目当てに来たんですよ」と言っていました。
きれいな対称形のキヌガサソウ。
もとの登山口に、11:18帰着。「登山」とは言えませんが、山歩きを楽しみました。
レストハウス。ここの名物は「源太カレー」。
帰路、那須塩原SAでカキフライの夕食。カキフライ、家では食べられないので、思わず選んでしまいました。広島産。
久々に登山もしてみようかと思っています。初心者コースを選んで。
八幡平頂上の無料駐車場に車を停めて、歩き始めます。レストハウス前の登山口にたどり着く前に、ビンズイがお出迎え。
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この写真でわかる通り、すばらしい天気の下、歩き始めます。レストハウス前の登山口を8:46スタート。ウグイスが枝の上で囀っているのを見ましたが、遠くて写真は無理でした。この行程中に、何度か囀るウグイスを見ることができました。
鏡沼。
カラマツソウ。
めがね沼。
9:25、山頂に到着。『山と高原地図』のコースタイムは40分。高山植物の前でときどきしゃがみこんだりしながら、39分で歩けたということです。
遠景は曇っていて、展望はききませんでした。オオシラビソの林が見渡せます。
ここまでの沼巡りは秋田県側ですが、山頂から先は岩手県側。こちら側は天気が悪いようです。
ハクサンチドリ。
ガマ沼。
八幡沼。
ヒナザクラ。
イワカガミ。
チングルマ。
この日見たコバイケイソウはこれ一つだけ。
立派なシラネアオイ。同じ時にここにいた人が、「八幡平にはこれを目当てに来たんですよ」と言っていました。
きれいな対称形のキヌガサソウ。
もとの登山口に、11:18帰着。「登山」とは言えませんが、山歩きを楽しみました。
レストハウス。ここの名物は「源太カレー」。
帰路、那須塩原SAでカキフライの夕食。カキフライ、家では食べられないので、思わず選んでしまいました。広島産。
久々に登山もしてみようかと思っています。初心者コースを選んで。
東北の旅-1 [旅]
夏は高山。かつて、夏になれば必ず山に行っていた時期がありました。最近は「登山」という行為にはとんとご無沙汰ですが。・・・というわけで、行ってきました。高山性の鳥と高山植物を求めて東北へ。
7月3日、自宅を出て、一路北へ。まずは蔵王へ。蔵王では「コマコマセット」を狙います。「コマコマセット」というのは、ぼくが勝手に言っているだけなので、よそでは通じないと思いますが、コマドリとコマクサです。
まず山頂付近にコマドリを探しに・・・と思ったら、刈田岳トイレの手前、山頂への道が分かれるあたりで濃霧となりました。前回と同じです。危険なので、ここでギブアップして、中腹の駒草平に戻りました。
駒草平のコマクサは、ほぼ盛りでした。コマクサは小さいので、道から離れているものを通常のマクロレンズで狙うには遠すぎ、ものになる写真は結局、鳥用の超望遠レンズで撮ったものだけでした。
そのまま、宿泊地の矢巾へ。昨年北海道の帰りに泊まった、ホテルルートイン矢巾です。夕食、外へ出ることもなく、ホテル内のレストランで。ひとしきりつまみで酒を飲んだ後、このご飯セットで締め。
明日は八幡平に向かいます。
7月3日、自宅を出て、一路北へ。まずは蔵王へ。蔵王では「コマコマセット」を狙います。「コマコマセット」というのは、ぼくが勝手に言っているだけなので、よそでは通じないと思いますが、コマドリとコマクサです。
まず山頂付近にコマドリを探しに・・・と思ったら、刈田岳トイレの手前、山頂への道が分かれるあたりで濃霧となりました。前回と同じです。危険なので、ここでギブアップして、中腹の駒草平に戻りました。
駒草平のコマクサは、ほぼ盛りでした。コマクサは小さいので、道から離れているものを通常のマクロレンズで狙うには遠すぎ、ものになる写真は結局、鳥用の超望遠レンズで撮ったものだけでした。
そのまま、宿泊地の矢巾へ。昨年北海道の帰りに泊まった、ホテルルートイン矢巾です。夕食、外へ出ることもなく、ホテル内のレストランで。ひとしきりつまみで酒を飲んだ後、このご飯セットで締め。
明日は八幡平に向かいます。
室堂のライチョウ [旅]
6月5,6日、一泊二日で、室堂にライチョウを見に行ってきました。富山(立山駅)まで自走です。行きがけに、軽井沢野鳥の森を覗いてみましたが、鳴き声だけで鳥の姿は見られませんでした。
松代PAで天もりそばを食べました。場所柄期待が大きい分辛口になってしまいますが、「悪くなはい」というレベルでした。でも、パーキングエリアとはいえ、「更級そば」を名乗っているのですから、そば湯は用意してほしいなあ。
初日は泊のみ。ホテルルートイン富山インターで、特に「グルメ」という立地でもないので、コンビニ弁当を食べて早々に寝ました。
二日目、早朝に立山駅に行きました。夏山シーズン前の平日のため、駐車場はがらがらでした。周りを点検してみると、この立地なら、車中泊でもいいですね。
7時のケーブルカーを予約してあったので、これに乗り込み、美女平駅でバスに乗り換え。室堂に着いたのは8時20分頃でしょうか。天気は上々。青空というわけにはいきませんが、立山三山はきれいに見えています。
まず迎えてくれたのはカヤクグリ。日本固有種。姿は地味だがさえずりは派手。
この季節は縄張りを守るために目立つところに立つオスが狙い目です。この個体は長いことずっと動かずにたたずんでいました。飛ぶのを待とうと思っていたのですが、こちらがじれて立ち去ったほど。
できるだけ生息環境がわかるように撮影したいと思っています。
運よく、メスも見ることができました。
こういう写真、カヤクグリがハイマツで囀っているとわかって、結構好き。
下山して、立山駅に「白エビかき揚げうどん」なるものがあったので、思わず食べました。
かなり長距離ドライブでしたが、行ったかいがありました。
松代PAで天もりそばを食べました。場所柄期待が大きい分辛口になってしまいますが、「悪くなはい」というレベルでした。でも、パーキングエリアとはいえ、「更級そば」を名乗っているのですから、そば湯は用意してほしいなあ。
初日は泊のみ。ホテルルートイン富山インターで、特に「グルメ」という立地でもないので、コンビニ弁当を食べて早々に寝ました。
二日目、早朝に立山駅に行きました。夏山シーズン前の平日のため、駐車場はがらがらでした。周りを点検してみると、この立地なら、車中泊でもいいですね。
7時のケーブルカーを予約してあったので、これに乗り込み、美女平駅でバスに乗り換え。室堂に着いたのは8時20分頃でしょうか。天気は上々。青空というわけにはいきませんが、立山三山はきれいに見えています。
まず迎えてくれたのはカヤクグリ。日本固有種。姿は地味だがさえずりは派手。
この季節は縄張りを守るために目立つところに立つオスが狙い目です。この個体は長いことずっと動かずにたたずんでいました。飛ぶのを待とうと思っていたのですが、こちらがじれて立ち去ったほど。
できるだけ生息環境がわかるように撮影したいと思っています。
運よく、メスも見ることができました。
こういう写真、カヤクグリがハイマツで囀っているとわかって、結構好き。
下山して、立山駅に「白エビかき揚げうどん」なるものがあったので、思わず食べました。
かなり長距離ドライブでしたが、行ったかいがありました。
蔵王-2 [旅]
翌日。ホテルのはす向かいにあるコンビニでサンドイッチを調達して朝食。そしてエコーラインへ。天気は上々。昨日と同じように刈田峠の駐車場に車を停めて、南蔵王縦走路の入口まで歩きましたが、コマドリの鳴き声すらしません。鳴いているのはウグイスだけ。まだ来ていないのでしょうか。収穫なし、と思ったら、ウソが取れました。
その後、お釜を見に行くことにしました。刈田峠からのリフトは9時から。時間がまだ早すぎます。調べてみたら、蔵王ハイラインの有料道路の方が安い。というわけで車で行きました。
お釜。
複雑な美声で鳴く鳥がいると思ったら、ビンズイでした。
刈田岳山頂。
さあ、帰りますか。帰りがけ、駒草平から見た、不帰の滝。
昼食は国見サービスエリアの喜多方ラーメン。高速の移動では、ランチはどうしてもラーメンが多くなります。
帰りも圏央道を使って、特に渋滞もなく帰ってきました。
その後、お釜を見に行くことにしました。刈田峠からのリフトは9時から。時間がまだ早すぎます。調べてみたら、蔵王ハイラインの有料道路の方が安い。というわけで車で行きました。
お釜。
複雑な美声で鳴く鳥がいると思ったら、ビンズイでした。
刈田岳山頂。
さあ、帰りますか。帰りがけ、駒草平から見た、不帰の滝。
昼食は国見サービスエリアの喜多方ラーメン。高速の移動では、ランチはどうしてもラーメンが多くなります。
帰りも圏央道を使って、特に渋滞もなく帰ってきました。
蔵王-1 [旅]
5月30日から31日、蔵王に行ってきました。梅雨入り直前の晴れを利用して。エコーラインからコマドリが見られないかな、と期待して。
久々の長距離ドライブ。横羽線の橋の工事のため渋滞が予想されるということで、圏央道から東北道に入りました。上河内サービスエリアでかき揚げそばの朝食。
エコーラインの刈田峠駐車場に直行しましたが、蔵王ハイラインの入口を過ぎると、車の運転が危険なほどの霧でした。バードウォッチングどころではなく、早々に逃げ帰り、麓にある「ことりはうす」(野鳥の森や観察棟、展示館があります)で休憩。ことりはうすの方が、「この雲の流れだと、午後は晴れるかもしれませんよ」とおっしゃるので、午後エコーラインに再び挑むことにしました。麓の「らーめん家」というラーメン店でラーメンの昼食。この澄んだスープ。
上は晴れていました。刈田峠の駐車場に車を停めて、南蔵王の縦走路の入口まで歩きましたが、鳥影はなし。「ヒンカラカラカラ」の鳴き声も無し。明日に期待して、今日はホテルに帰りましょう。
ホテルは、白石蔵王駅前の、ベネシアンホテル白石蔵王。ホテル内の「この花」で夕食。まず生ビール・・・写真を撮る前に飲んじゃった・・・。
蔵王チーズと赤ワイン(グラス)。
牛タン焼き。定食にすると、ご飯と味噌汁、香の物、茶わん蒸しが付きます。
ちょっと贅沢しすぎましたかね。
久々の長距離ドライブ。横羽線の橋の工事のため渋滞が予想されるということで、圏央道から東北道に入りました。上河内サービスエリアでかき揚げそばの朝食。
エコーラインの刈田峠駐車場に直行しましたが、蔵王ハイラインの入口を過ぎると、車の運転が危険なほどの霧でした。バードウォッチングどころではなく、早々に逃げ帰り、麓にある「ことりはうす」(野鳥の森や観察棟、展示館があります)で休憩。ことりはうすの方が、「この雲の流れだと、午後は晴れるかもしれませんよ」とおっしゃるので、午後エコーラインに再び挑むことにしました。麓の「らーめん家」というラーメン店でラーメンの昼食。この澄んだスープ。
上は晴れていました。刈田峠の駐車場に車を停めて、南蔵王の縦走路の入口まで歩きましたが、鳥影はなし。「ヒンカラカラカラ」の鳴き声も無し。明日に期待して、今日はホテルに帰りましょう。
ホテルは、白石蔵王駅前の、ベネシアンホテル白石蔵王。ホテル内の「この花」で夕食。まず生ビール・・・写真を撮る前に飲んじゃった・・・。
蔵王チーズと赤ワイン(グラス)。
牛タン焼き。定食にすると、ご飯と味噌汁、香の物、茶わん蒸しが付きます。
ちょっと贅沢しすぎましたかね。
宮崎県枇榔島のカンムリウミスズメ-3 [旅]
4月3日。最終日。残念ながら船が出ないので、完全な観光客です。
まず、初日に行った馬ケ背に近い、大御神社に行ってみました。ここには「さざれ石」があります。
最初に、大御神社のすぐそばにある鵜戸神社へ。海に面した岩窟に本殿があります。そこから振り返るとこんな風景が。これを龍に見立てているようです。
大御神社は天照大神をお祀りしていて、「日向のお伊勢さん」と呼ばれています。海に面して本殿・拝殿が立っています。
そしてさざれ石。さざれ石は国内に何箇所かあります。ぼくは鹿島神宮で見たことがありました。
近くに城跡もありました。日知屋城。
このあと、西都原古墳群に移動しました。月曜日で、残念ながら博物館が閉まっていましたが、広大な古墳公園を堪能しました(いい運動になりました)。
古墳見学の後、初日にランチを食べたOhanaで、この日もランチ。この日は平日限定の日替わり定食にしました。とり天。ご飯は「小」にしました。
そして宮崎空港から帰ってきました。船には1回しか乗れませんでしたが、なんとか写真も撮ることができました。友人には感謝しかありません。
まず、初日に行った馬ケ背に近い、大御神社に行ってみました。ここには「さざれ石」があります。
最初に、大御神社のすぐそばにある鵜戸神社へ。海に面した岩窟に本殿があります。そこから振り返るとこんな風景が。これを龍に見立てているようです。
大御神社は天照大神をお祀りしていて、「日向のお伊勢さん」と呼ばれています。海に面して本殿・拝殿が立っています。
そしてさざれ石。さざれ石は国内に何箇所かあります。ぼくは鹿島神宮で見たことがありました。
近くに城跡もありました。日知屋城。
このあと、西都原古墳群に移動しました。月曜日で、残念ながら博物館が閉まっていましたが、広大な古墳公園を堪能しました(いい運動になりました)。
古墳見学の後、初日にランチを食べたOhanaで、この日もランチ。この日は平日限定の日替わり定食にしました。とり天。ご飯は「小」にしました。
そして宮崎空港から帰ってきました。船には1回しか乗れませんでしたが、なんとか写真も撮ることができました。友人には感謝しかありません。
宮崎県枇榔島のカンムリウミスズメ-2 [旅]
4月2日、午前と午後、2回船に乗る予定の日です。
ファミリーロッジ旅籠屋では、簡単な朝食が出ます。パン(クロワッサンが出るのがうれしい)とコーヒー。ぼくたちは夕べ、スーパーでバナナ、ヨーグルト、イチゴを買い込んでいたので、豪華な朝食になりました。
さて、出航場所の門川漁港はすぐそこです。8:30の乗船に向け、少々早めに到着。この船に乗ります。
ほどなく船長さんがやってきて、近くの事務所で乗船手続き。船長さん曰く、午前中は出航できるが、午後と明日は厳しいだろうと。天気は上々なのに、波が高くなるのだそう。明日はどうみても無理、今日の午後(14:30出航予定)は、14時までに電話します、ということでした。
この船は、メインの客は釣り人です。カンムリウミスズメの繁殖期だけ、釣り客の合間を縫ってバーダーを乗せているということです。この日は友人とぼくだけの貸し切りでした。
さて、出航。しかし、なかなかカンムリウミスズメは見つかりません。走らせている間、結構な波を受けました。しぶきを浴びるシーンもあり、ちょっとカメラの心配をしました(頑丈なニコンでよかった)。
ようやく、「目の前に2羽!」と船上さん。これを含め、合計で3回ほど、番いを観察できました。番いでいるのですが、2羽を揃えて撮影するのはかなり困難でした。そしてやはり鳥は逃げるので、ほとんどいつも後ろ姿。さらに、結構揺れるので、ファインダーに捉えるのが大変。なんとか撮れたのがこれらです。
これが繁殖地の枇榔島。
ある程度撮ったら、時間切れ。次の客がいるので、ということで帰ります。帰りがけ、船長さんがおっしゃるには、今年は海上で見るウミスズメの数が少ないとのこと。夕方島の近くに千羽ぐらいはいるので、ちゃんと繁殖はしているのだけれど、昼間はどこかに行っている、もっと沖のほうかもしれないが、沖は波が高く、今日は行けない、ということでした。
上陸して、いったん宿に帰ります。カメラを拭かないと、潮だらけになっています。
昼食は門川漁港近くの海鮮レストランで。この海鮮丼。
昼食を取っていると船長さんから電話がありました。やはり午後は出航できないとのこと。しかたありません。午後は近場を観光しましょう。
午後訪れたのは、日向市にある「美々津」という、古い街並が残っている町。ここには、「日本海軍発祥之地」の碑があります。ここで海軍発祥?と、ちょっと不思議なのですが、日本海軍は天皇が統率していた、で、ここは神武天皇が東征のため船出した地だから、ということらしいです。碑には船が付いています。
古い街並。ここは古い建物が結構ちゃんと残されており、「街並」を形成していました。
さて、夕食。昨日振られた「紋十」。ぼくらは幸い予約が取れましたが、今日も予約で満席。人気の店なんですね。ここは、宮崎には珍しく、日本酒に力をいれているようです。「3種飲み比べ」を頼んでみました。
ファミリーロッジ旅籠屋では、簡単な朝食が出ます。パン(クロワッサンが出るのがうれしい)とコーヒー。ぼくたちは夕べ、スーパーでバナナ、ヨーグルト、イチゴを買い込んでいたので、豪華な朝食になりました。
さて、出航場所の門川漁港はすぐそこです。8:30の乗船に向け、少々早めに到着。この船に乗ります。
ほどなく船長さんがやってきて、近くの事務所で乗船手続き。船長さん曰く、午前中は出航できるが、午後と明日は厳しいだろうと。天気は上々なのに、波が高くなるのだそう。明日はどうみても無理、今日の午後(14:30出航予定)は、14時までに電話します、ということでした。
この船は、メインの客は釣り人です。カンムリウミスズメの繁殖期だけ、釣り客の合間を縫ってバーダーを乗せているということです。この日は友人とぼくだけの貸し切りでした。
さて、出航。しかし、なかなかカンムリウミスズメは見つかりません。走らせている間、結構な波を受けました。しぶきを浴びるシーンもあり、ちょっとカメラの心配をしました(頑丈なニコンでよかった)。
ようやく、「目の前に2羽!」と船上さん。これを含め、合計で3回ほど、番いを観察できました。番いでいるのですが、2羽を揃えて撮影するのはかなり困難でした。そしてやはり鳥は逃げるので、ほとんどいつも後ろ姿。さらに、結構揺れるので、ファインダーに捉えるのが大変。なんとか撮れたのがこれらです。
これが繁殖地の枇榔島。
ある程度撮ったら、時間切れ。次の客がいるので、ということで帰ります。帰りがけ、船長さんがおっしゃるには、今年は海上で見るウミスズメの数が少ないとのこと。夕方島の近くに千羽ぐらいはいるので、ちゃんと繁殖はしているのだけれど、昼間はどこかに行っている、もっと沖のほうかもしれないが、沖は波が高く、今日は行けない、ということでした。
上陸して、いったん宿に帰ります。カメラを拭かないと、潮だらけになっています。
昼食は門川漁港近くの海鮮レストランで。この海鮮丼。
昼食を取っていると船長さんから電話がありました。やはり午後は出航できないとのこと。しかたありません。午後は近場を観光しましょう。
午後訪れたのは、日向市にある「美々津」という、古い街並が残っている町。ここには、「日本海軍発祥之地」の碑があります。ここで海軍発祥?と、ちょっと不思議なのですが、日本海軍は天皇が統率していた、で、ここは神武天皇が東征のため船出した地だから、ということらしいです。碑には船が付いています。
古い街並。ここは古い建物が結構ちゃんと残されており、「街並」を形成していました。
さて、夕食。昨日振られた「紋十」。ぼくらは幸い予約が取れましたが、今日も予約で満席。人気の店なんですね。ここは、宮崎には珍しく、日本酒に力をいれているようです。「3種飲み比べ」を頼んでみました。